そもそもPTAとは何ぞやという話ですが、端的に言うと子供にとって身近な、保護者と教職員の集まりであります。そのメンバーが子供のために知恵を出し、汗をかくことが基本的な役割です。
生活スタイルの変化からか、PTAって必要なの?とささやかれたりしておりますが、公立中学校という地域に根ざした環境だからこそ、そこに住まう人と人との繋がりが大事になります。
情報通信技術が便利になり、面と向かっての対人関係が希薄になる風潮はありますが、学校の現場では子供たち一人ひとりの個性と向き合いながら人と人の関係が中心となる、いまどきあまり無い、ともすると面倒な世界と捉えられてゆくのかも知れません。
そんな中で我々は、現在そして将来へとより良い育成環境の構築のため活動する機会を与えられています。
事は将来を担う子供たちの為であり、尚更人任せには出来ないと思いますので、PTA会員各位、地域・行政等関係者の皆様には、中P連の活動にご注目いただき、ご協力をお願い致したいと思います。
平成28年度 中野区立中学校PTA連合会 会長 荻野嘉彦