H30年度 連合会長総会挨拶

平成30年度 中野区立中学校 PTA連合会、会長のご承認頂きました、北中野中学校 小野未央でございます。 大きな役を拝命いただきましたが、新メンバーとともに、これまで以上に気持ちを引き締めて取り組んでまいりたい所存でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。

ご列席の皆様には日ごろより中野区立中学校PTA 連合会の活動に対しまして、ご理解ご協力を賜り感謝申し上げます。 この場をお借りして御礼申し上げます。

さて平成最期の年度、中P連は新会長7名を迎え船出いたしました。今年度は中P連にとっても非常に意味深い年度となります。

ひとつは昨年度その歴史に幕を閉じた第三中学校、第十中学校が再編され、このほど中野東中学校が私たち中P連の新しい仲間に加わりました。
そしてもうひとつは旧第六中学校、旧第十一中学校の再編により開校した緑野中学校の十周年という中P連にとって節目の年度となります。

平成17年に策定された中野区教育ビジョンにより粛々と進めていただいたこの再編計画はいよいよ後期の最終計画が具現化するところにまで参りました。
昨年度はさらに第3次教育ビジョンが発表され、このビジョンに沿って中野区の私たちの子どもたちが育ち、次世代のリーダーとして社会で活躍してくれることとを願わずにいられません。

ですがその理想を実現するにあたり、学校現場では求められるものがますます大きくなっているのではないかとも感じています。

わたしたちはこれまで以上にそうしたことに関心を抱き、学校教育への理解を示し、地域や保護者に対しそれらを共有する側の立場ことが求められているのではないでしょうか。
子どもを取り巻く環境、そしてわたしたち保護者の生活スタイルも変化する中、このPTAという組織、活動も時流にあわせた柔軟な取り組みが必要と考えられます。

「誰のためになにをするのか」ということを常に心において、今後も行政、学校、地域、そして保護者OBたくさんの方々からお力添えいただき活動を行ってまいりたいと思います。

最後になりますが、浦安にある巨大テーマパーク。ここが35周年の今も魅力ある場所であり続ける理由は「いつも未完成のまま、改善し続けているところにある」といいます。
わたしたちの組織も、この57年間たくさんの先輩会長方のご尽力で活動をし続けても、完成、完全になるものではありません。

先輩方の想いを、保護者の想いを引き受け、改善を重ね、より皆さんにご理解いただける組織を目指し、中P連一同この1年活動させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。