12/11(土)の定例会長会は北中野中学校で開催いたしました。
北中野中学校は区内の最も北に位置する中学校で、令和3年度に創立60周年を迎えました。その歴史を裏付けるように、北中野中の保護者には卒業生だという人も珍しくなく、地域との結びつきが強く、積極的な連携が行われています。
※10月に開催された60周年記念式典の詳細については文末に記載。
北中野中ではコロナ禍以前より学校改築計画が進んでいましたが、様々な理由により、新校舎完成は早くて10年後とのことです。60歳ともなると校舎は傷みや損傷が多く見られるため、今回の60周年というタイミングに合わせて正面玄関の整備等は早めに取りかかっていただいたそうですが、不具合を全て改善していただくにはまだまだ十分とは言えず、環境改善が急務の学校の一つです。
校内視察では、津村慶校長にご案内をいただきました。
教職員の更衣室は風通しが悪いため、湿気がこもり数日で衣服にカビが生えるという極めて劣悪な環境であること、体育館出入り口の扉が完全に閉まらないため、風の強い日などは館内に砂が多く入り、活動は掃除を済ませてからでないと行えない現状など、早急な対策が望まれる個所を確認いたしました。
また、教室が不足していることも喫緊の課題だとのお話も伺いました。
生徒が増加し令和3年度の2年生は5クラスとなったこと、コロナ禍で密を避けるために教室を複数使用する、更衣室も複数用意するなどした結果、他の活動で教室を使いたい場合に利用できる場がなく、やりくりが大変厳しい状況であるようです。
その一方、懸案であったプールは現在改築工事が行われており、令和4年度は綺麗にリニューアルされたプールで子ども達は楽しく泳ぐことができそうです。
会長会ではまず、この前日(12/10)に開催された「教育委員との懇談会」についての感想が共有されました。コロナ禍で制限のある中ではあるものの有意義な時間だった一方で、様々制約がある中ではあるが、事前に相互理解を図れるような機会をつくり、その上で懇談会の場を設けた方がより良い議論ができたのではないかという意見が出されました。次回以降への課題としていきたいと思います。
また、杉並、板橋、練馬の各区のPTA連合の皆さんとの交流の場を令和4年2月にも開催することを確認いたしました。コロナの感染状況とも照らし合わせて、開催の可否、場所などを選定する予定です。
その他、各ワーキンググループ、ワーキングチームより、各々の活動について報連相がありました。
次回会長会は、年明け1月に第二中学校にて行います。
■■北中野中学校 60周年記念式典・祝う会 開催■■
報告:北中野中学校 父母と教師の会 会長 福原由紀恵
北中野中学校は令和3年(2021年)で開校60周年を迎えました。コロナ禍で記念行事の開催が危ぶまれたものの、感染者数なども一定の落ち着きを見せていたタイミングだったこともあり「式典」、そして「祝いの儀」は10月30日、無事挙行されました。
感染拡大を防止するため、2年生はサテライトでの参加とし、北中野中学校が誇る吹奏楽の演奏は事前に収録したビデオ上映にて楽しんで頂きました。またバトントワリングで全国的な実績のある卒業生のパフォーマンスでは華麗な演技に、ご覧いただいた皆様より惜しみない拍手が送られました。
社会科探検部の部員による学校説明、校歌の由来を紐解く説明などは、短い時間ながらも、学校や地域、そしてその歴史を振り返りながら本校の特性などについて改めて知ることができました。いずれも子ども達による「おもてなし」の心意気が随所に感じられ、会場は終始和やかな空気に包まれ、お越しくださった皆様にも非常に喜んで頂きました。
懇親会はコロナ禍ということで開催を見送りいたしましたが、ご来賓の皆様には、おいしいお弁当を準備させて頂きました。コロナの感染拡大状況は日によって変わるなど先行き見えない中、あらゆる事態を想定しながらも実施に向けて力強く活動されてきた学校教職員の皆様と実行委員会のご尽力、そして努力を惜しまずにやり遂げてくれた子ども達に敬意を表したいと思います。
最後に、ご参加頂いた皆々様、ご協力頂いた皆々様に心より感謝を申し上げます。