中野区の区立中学校は4月7日に入学式を迎えました。まだ余韻の残る桜の祝福を受けながら、各校とも初々しい新一年生を今年度も無事に迎えることができました。
式典は引き続きコロナ禍であることを考慮し縮小はされつつも、ここ2年に比べると、幾分コロナ禍前に近づいたものとなりました。凛とした姿で入場する新1年生は、緊張しながらもとても大人びて見えました。
4月16日(土)に新井区民活動センターに於いて、令和4年度第1回目となる定例会長会を開催いたしました。
今回も各校の新旧会長、事務局及び顧問・相談役など20名超のメンバーとなりましたので、基本的な感染症対策はもちろんですが、天候にも恵まれていたので終始窓を全開にして換気を行い、万全の体制の中対面で行いました。
まず初めに、中野区教育委員会事務局の子ども・教育政策課の濱口求課長より、令和4年度の教育予算についてご説明をいただきました。ICT(情報通信技術)に係わる費用などに予算を増額していただいていることから、中P連が働きかけてきた改善要望の内容が一定程度受け入れていただけたものと捉えております。
続いて、今年度から区に新設された「中野区子どもの権利委員会」に関して区の担当者から概要説明があり、評議委員に中P連からの参加を打診されました。連合会としてどこまで意見を述べることができるかについて未知数なところもありましたが、「子どもたちのために何かできることがあるのではないか?」というPTA活動の本質にも関わる委員会であるとの意見もあり、現段階では参加する方向で検討しております。
今回の会長会にて令和4年度新執行部の陣容が固まりましたので、その他の検討中であった役割分担を決めました。
新執行部が内定したことで、5月の中P連総会に向けた開催準備が本格化していくことになります。
前回欠席だった新会長が今回は出席できたことから、改めて全員で自己紹介を行い、和やかな雰囲気の中での会長会となり、良いスタートを切ることができました。
中P連は、かつては14校の会長で活動しておりましたが、学校統合により現在は全9校の会長で活動しています。マンパワー不足をどう補い、かつ担い手をどう増やすのかなど課題が大きく、また各ご家庭では共稼ぎ世帯が普通になりつつあり、加えて親の介護などかつてとは状況に変化がありますので、各校でのPTA活動の負担軽減も課題となっております。
今後はその活動が本当に子どもたちのために必要なものなのかどうかを再検討し、PTA以外から要請される会への参加などを見直していく必要性がありますので、会長経験者である顧問・相談役・事務局の方や校長会からのアドバイスなどもふまえて、今後の継続の可否については議論を継続していきます。
定例会長会の後に副会長会・会計会を開催いたしました。
中P連からは下記のように説明とお願いをさせていただきました。
- 公立・私立の高校の担当者を一同に招く『合同進路相談会』を例年開催しており、今年度は対面での開催を予定。開催に向けて各校のPTA役員の皆さまに協力を要請。
- 役員向け研修会の開催予定。
- 会長だけでなく副会長をはじめとした各校役員の方にも中P連の活動に理解を深めて頂きたい。PTAに関わる人たちの負担感を軽減し、円滑な活動をサポートできるよう取り組んでいきたい。
- PTA保険の内容について、取りまとめの中心となる会計担当者の皆さんに、ぜひ理解を深めていただきたい。
春先は、各校PTAでも引き継ぎや新体制での打ち合わせ、総会準備などの業務が重なり多忙ではありますが、中P連一同力を合わせて乗り切っていきたいと思います。
次回は創立1周年の明和中学校にお邪魔いたします。