令和5年5月13日(土)定例会長会 於北中野中学校

北中野中学校にて定例会長会を開催いたしました。

北中野中学校は区内で最も北に位置し、創立63年目です。近隣には、武蔵台小学校、武蔵丘高校、稔ケ丘高校があり、連携を取りながら、学校運営に当たられています。

会議冒頭には、津村慶校長にご案内いただき、校内視察を行いました。

前回の訪問時(令和3年12月)、対策を必要とした体育館出入口の扉(扉が完全に閉まらないため、風の強い日などは館内に校庭の砂が入り込む)及び教職員の更衣室(風通しが悪く、湿気がこもり、衣類にカビが生える)等について、現場確認を行いました。体育館出入口の扉については、扉が新しくなり、砂が入り込むことはなくなりましたが、更衣室については、通気口が設置され、やや改善されたものの、まだ湿気のこもりは解決されたとは言いがたい様子でした。また、階段の木製手すりのそげで怪我をする可能性があったことから、ペンキを塗って予防したほか、本校舎と西側校舎を結ぶ廊下は、滑りやすい素材でしたが、木目調の新しい床材を上から貼ったことで、転倒の心配がなくなりました。

(更衣室に設置された通気口。換気はまだ十分とは言えません。)

(新しい体育館出入口の扉。砂の入り込みがなくなりました。)

(木製手すりのそげで怪我をする危険があるため、ペンキで塗装)

(廊下床材を滑りにくい素材へ張り替え)

(予算の都合で張り替えることができなかった滑りやすい素材の廊下もあります。早急な対応が必要です。)

(北中野中では、全ての生徒の席に防災用ヘルメットが備え付けられています。これは同中の「父母と教師の会」の予算から購入したもので、中野区においては明和中に続いて2校目となります。)

会長会では、はじめに、中野区子ども・教育政策課の渡邊課長から、令和5年度当初予算の概要について説明が行われ、その後質疑応答が行われました。特に「中学校部活動の地域移行」に係る予算概要については、各会長の関心の高さがうかがえました。

その後、各ワーキングチーム(WT)とワーキング(WG)からの報告等に移りました。内容は以下のとおり。

・改善要望書WT:各校において検討されている個別要望及び統一要望の概要について意見出しを行った。次回までに各校の要望書を作成。

・合同進路相談会WT:7月8日(土)に開催を控えているため、本番までのタイムスケジュールの確認等を行い、必要な資材、搬入に係る懸案事項等を今後検討・調整。

・中P連だよりWT:1回目の素案スケジュール等を確認。

・各種研修会WG:9月30日(土)に開催予定の役員・委員研修会、全体研修会についての内容確認と分担決め

・スポーツ大会WG:スポーツ大会、キャプテン会議日程の確認等

・ホームページWG:前回の更新内容、今後の更新予定、ホームページの更新手続等

改善要望書については、今回の会長会で各校から統一要望案を出してもらいました。これを基に統一要望の項目・内容を検討していきます。

合同進路相談会については、参加高校の決定及び分担の確認等のほか、昨年度と会場が異なることもあり、新規に検討を要する事項が多いため、時間をかけて、意見交換を行いました。

その後は、事務局から、先日開催された副会長会・会計会のアンケート結果が共有されたほか、5月19日に開催される令和5年度総会に関する連絡事項がアナウンスされ、予定時間を超えての定例会は終了しました。

令和5年度改善要望書の作成や合同進路相談会の実施など、各校の共同作業に加えて、運動会行事等、例年と同じく繁忙時期ではありますが、一丸となって、全力で取り組んでまいります。 次回は、5月19日に開催される総会の様子をお伝えします。