中野区役所7階教育委員会室において、酒井直人中野区長(以下「酒井区長」)、田代雅規教育長(以下「田代教育長」)のお二人をお招きし、本年8月26日に同区宛てに提出した「令和6年度中野区立中学校 教育環境および施設・設備の改善要望書」(以下「要望書」)についての懇談会を実施いたしました。
冒頭に酒井区長、田代教育長からご挨拶をいただき、次に、中P連会長会メンバーの自己紹介を行いました。
その後、中P連の要望書担当から、要望書の構成・統一要望の概要についての紹介があり、統一要望の各項目について、各項目を担当するリーダーから詳細な説明を行いました。
全体的な説明の後は、酒井区長からは「物価高騰の影響を受け、子供達向けの調査でも世帯の収入によって色々なところで格差が生じており、文化・芸術体験の格差が大きいと感じている。学校の設備においてはできる限り速やかに、やれるところから対応していきたい」とコメントをいただき、中野区として、子供達が等しく経験できる考ための取り組みについてご説明がありました。
また、教育長からは「合同進路相談会など、PTAがコロナ禍でもやめずに続けてきたことが素晴らしい。他の区がやっていないような事なので今後も残していってほしい。要望書はできるだけ叶えたいと思っている」とコメントをいただきました。
最後のフリーディスカッションにおいては、中P連の統一要望である「防災対策について」「学校再編・施設設備計画について」「生徒支援(部活動の支援員、自習室の整備)」についての説明や質問等が行われ、有意義な意見交換を行うことができました。既に中野区として計画を立てていただいているものもあり、一歩一歩着実に要望書内容が実現に近づいていると思います。
来年度以降も本懇談会の実施ができるよう活動を継続していきます。
次回の懇談会は、10月18日(金)に「教育委員会事務局幹部との懇談会」を中野区役所にて行う予定です。保護者の想いの詰まった要望書の内容の実現に向けて、引き続き行政との懇談を続けて参ります。