今回の定例会は第五中学校にて実施いたしました。
第五中学校は創立78周年で、中野区の中でも新宿区に隣接しており、西武新宿線「新井薬師前駅」の近くに位置します。
西武新宿線は現在、隣駅の「沼袋」から、踏切渋滞解消のための地下化工事真っ只中ということもあり、地下化工事の状況も実際に目にしていただく機会にもなりました。
各校の校長・PTA会長が一堂に会するのは、5月の総会以来ということもあり、改めて各出席者から自己紹介があり、議事に移りました。
校長会は、学校経営の責任者である校長先生方で組織され、望ましい共生社会の担い手となる子どもたちを育成するために、中学校教育の充実に向けた教育改革を促進することを、第一の方針として活動されています。生徒たちの安全かつ安心した学校生活を送れるために、学校の教育現場で何が必要かを常に考えていらっしゃる校長先生方の「生の声」をお聞きする事は、中P連としても大変貴重な機会です。
懇談会開催にあたり、まず、校長会を代表して北中野中学校の津村校長から、引き続き中P連より大橋会長からご挨拶をいただき議事が開始されました。
今回は主に、8月に中野区へ提出予定の「改善要望書」の作成進捗状況の共有と、現場を知る校長先生からのご意見をお聞きすることができました。
特に、統一要望として提示する予定の「防災対策について」は、“食料の備蓄”や“防災のトイレ”、また、有事の際に避難所となる中学校のあり方など、現状や中野区の状況を詳しくご説明いただき、改善要望書作成にあたって曖昧な部分が整理され、中P連としても大変ありがたいご意見となりました。
その他、今年度の改善要望を予定している「学校再編・施設整備計画について」、また「生徒支援」についても活発な意見交換をすることができました。
短時間ではありましたが、校長会および中P連の連携の必要性を再確認できた、非常に有意義な懇談会となりました。
次回の定例会長会は7月6日(土)に、会場を同じくして第五中学校に於いて開催いたします。