緊急事態宣言の中ではありますが、感染症対策を十分施して酒井区長と入野教育長にお時間をいただき、中P連との恒例の懇談会を開催いたしました。連合副会長の開会の言葉で始まり、連合会長より区長・教育長にご挨拶をいたしました。
その後、区長と教育長のご挨拶に続いて、中P連の各校会長より自己紹介を行い、懇談会に入りました。
改善要望書の概要説明のあと、主に「統一要望」について酒井区長・入野教育長にご感想やご意見を伺いました。
今年度は小中の児童生徒一人一人へタブレットの配布がなされ、コロナ禍がGIGAスクール構想実現へ向けて大きな一歩踏み出すきっかけとなりました。しかし、ICT教育のインフラ整備が追いついていない実態について、統一要望として盛り込んだところ、改善に向けてご検討頂けるとのことでした。
その他に連合会として生徒の安全・安心を求める要望についても、防災の観点から子どもたちのヘルメット配備の充実を図ることや、子どもたちのSOSを受け止めるための窓口の拡充に力を入れることなど、子どもたちの生活環境向上にむけて力を入れるとお話し頂きました。
その後のフリーディスカッションでは、各校会長より区の教育に対する姿勢や各校の要望、抱えている問題などをフリートークでさせていただきました。教育長からお答えできる範囲ではありますが具体的な対策などをお聞きし、その他にも夏休み明けの学校生活のスタートに変化があったこと、今後の見通しなどについてお話してくださいました。
最後に連合副会長より区長・教育長へ感謝の言葉を含めた挨拶で懇談会を終えました。
昨年同様、今年度の懇談会もコロナ感染拡大防止の観点から短時間での開催となりましたが、各校からの切実な想いが詰まった改善要望書の内容について区長、教育長と参加者全員で共有することが出来、とても有意義な時間となりました。
ご多用の中、私達との懇談会にご出席くださいました、酒井区長、入野教育長に御礼申し上げますとともに、中野区の子ども達のためにご尽力くださいますようお願いいたします。
改善要望書については10月開催予定の「教育委員会事務局幹部との懇談会」にてより具体的にディスカッションしてまいります。